支配欲が強い束縛タイプの場合

人間誰しもが周りをコントロールし、場を制圧したくなる欲求があります。これは人間の本能ともいうべきもの。世界四大文明が興った時代から人間生活における普遍ののテーマであり、古代文明が興って4000年もの年月が経った現在でも、政治学者や哲学者、心理学者、社会学者や人間科学者にとっての研究内容であり続けています。

支配欲にももちろんプラスの面があります。支配欲に加えて統治力や崇拝対象になるカリスマ性を持った人間が、集落や地域、さらには国家の長となって政治を治め、リーダーシップを持って社会を支配します。(ここではその政治内容が良い物になるのか悪い物になるのかは割愛させていただきます。)

「支配したくなるのは人間の性である」と考えるとどうでしょう。ここでは仮に支配する人間を『王様』と呼んで検証してみます。王様の目の届かないところで王国の貨幣が造られる、王様が知らないうちに王国のルールが制定されている。これでは王様のメンツは丸つぶれ。王様の威厳がなくなるどころか、王様抜きでもその王国は毎日順調に平穏に進んでいきます。これに王様は我慢できなくなります。

もしある女性が「うちの彼氏は束縛しすぎ」と思った場合、その男は「『王様』でありたい」状態の可能性が高いのです。女性の行動を逐一知らなかったら、男は自分の存在意識が消えてしまいます。王様だけが何も知らない状態で王国が順風満帆に回ってしまうのですから。
プライドが高い男が悟りのようなものに気づき、「世の中広いんだから、自分が知らない世界があって当然」と思えるような心の余裕ができれば、被害妄想も消え、良好な関係が生まれてきます。

 

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